ドライブの知識

首都高速の難所はココ!乗り方と合流のコツを押さえよう

日頃からよく高速道路を運転する人でも「首都高は怖くて走れない」という人は少なくありません。では、なぜ首都高速道路(首都高)の運転は難しいのでしょうか? そして、苦手克服できるコツはあるのでしょうか? 今回は、首都高を上手に走るためのポイントや注意点をお伝えいたします!

なぜ怖い? 首都高の特徴を知ろう

首都高が「怖い」と言われる一番の理由は、道路が複雑なこと。大都市の間を縫うように道が作られていることから、カーブやトンネルが多く合流レーンも短め。左側からだけでなく右からの合流があるのも首都高ならではです。都心環状線から放射状に道が伸びているため、分岐もたくさんあります。

首都高速道路株式会社のWebサイト内にある「首都高運転のコツ10」でも「運転をするにはコツが必要です」と書かれているほど、特殊な道路なのです。

事前の検索で走るべきルートを調べておこう!

首都高の構造を簡単に説明しましょう。首都高は、都心環状線(C1)と、中央環状線(C2)というふたつの環状線があり、そこから向島線、渋谷線、池袋線といった各地へ向かうルートが放射状に伸びています。たとえば、世田谷から幕張へ行くとすると、3号渋谷線に乗ってC1をとおり、7号小松川に入るといった具合です。

地下鉄の乗り換えと同じように、首都高のルートも複雑。カレコのクルマには全車カーナビが装備されていますが、事前にルートを下調べして、予め通るべき道を把握しておくといいでしょう。

▼料金・ルート案内 – 首都高速道路
http://search.shutoko.jp/

難所と言われるジャンクションはどう走る?

C2の板橋JCT(ジャンクション)から熊野町JCT、小菅JCTから堀切JCT、箱崎JCTは、「首都高の難所」として知られているスポット。立体交差からの合流や右からの合流が続いていたり見通しが悪かったり、渋滞が起こりやすかったりと、初心者にとって難易度の高い場所となっています。

各JCTの拡大図を以下より確認できます。先に構造を知っておけば、落ち着いて運転できますね。

▼板橋JCT・熊野町JCT拡大図(PDF)
http://www.shutoko.jp/use/~/media/pdf/customer/use/network/b1_itabashi.pdf

▼小菅JCT・堀切JCT拡大図(PDF)
http://www.shutoko.jp/use/~/media/pdf/customer/use/network/b1_kosuge.pdf

▼箱崎ロータリー拡大図(出口が一方通行のロータリーとなっている)(PDF)
http://www.shutoko.jp/~/media/pdf/customer/use/network/jct/routeguide/hakozaki/2014/1105_0_kakudai.pdf

自信がない方は、事前に渋滞情報を見て混んでいたら時間を変えたり、カーナビで経由地を設定して通らないようなルートを選んだりするといいでしょう。

複雑な標識にあわてないように

複雑な標識にあわてないように

そして首都高は、ルートを示す予告案内標識も複雑です。初めて走るときは「どこを見ていいかわからない」と感じるかもしれませんが、自分の行き先を予め調べておけば、落ち着いて標識を見ることができますし、カーナビをセットしておけば、標識を見なくても目的地に向かうことができます。JCTで分岐する手前2か所に予告案内標識がありますので、自分の行き先を確認し、分岐点までに余裕をもって準備をしましょう。標識だけでなく、路面の表示をチェックすると進路を確認できます!

路面にも表示がある

路面にも表示がある

首都高の運転、ココをマスターしよう!

ここからは、首都高を走る上でマスターしておきたい具体的なポイントをお話しします。

短い距離で合流

料金所を通過するとすぐに本線に合流します

料金所を通過するとすぐに本線に合流します

合流でのポイントは、料金を通過したらすぐに本線の交通状況を確認すること。どのタイミングで入るかを考えるようにしましょう。とはいえ、ゆっくり考えている暇はないので、瞬間的な判断が求められます。くれぐれも、恐る恐る本線に近づいていって、合流できずに停車しないように注意してください。合流レーンが短いだけに、思い切った加速が必要です。

本線が渋滞していて止まっているような状態の時は、周囲の状況を見ながら合流します。できるだけ本線に近いところで合流するタイミングをはかりましょう。

先の見えない急なカーブ

都心をぐるりと回る首都高は、急カーブが多いもの。カーブを曲がった先で渋滞していることもあれば、合流や分岐が待っていることもあるので、スピードに注意して、先の様子を気にしながら走ることが大切です。急カーブ注意などの標識をよくチェックしながら走ると安心ですね。

カーブの先で渋滞が待っていることも…

カーブの先で渋滞が待っていることも…

スピード感覚が狂うトンネル

トンネルはスピード感覚が鈍るので注意

トンネルはスピード感覚が鈍るので注意

都心環状線はトンネルがたくさんあります。特にC2は、路線の多くが地下を走っている道です。トンネル内は、上り下りがわかりづらいもの。下り坂に気づかず、知らず知らずにスピードが出ていることがあるので、速度に注意することが大切です。また、トンネルを出てすぐ、急カーブになっている場所もありますから、スピードの出しすぎは厳禁です。

渋滞が発生しやすいポイントを知っておこう

分岐や合流が多いジャンクション付近は、特に渋滞が発生しやすい場所。周囲のクルマがみんな同じような速度でゆっくり進んでいると、景色が変わらないので止まっているように錯覚してしまうことも。これが渋滞で追突事故が起こりやすい原因です。また、合流がある場所では、無理に先に行こうとせず、前に入れてあげるといいでしょう。首都高では、左だけでなく、右からの合流箇所も多数あるので、周囲のクルマの流れには特に気を配って運転してくださいね。

渋滞では追突事故を起こさないように周りの動きをチェック

渋滞では追突事故を起こさないように周りの動きをチェック

右からの合流も多い

右からの合流も多い

パーキングエリアで休憩を!

4号新宿線上りにある代々木PAにはドトールコーヒーもある!

4号新宿線上りにある代々木PAにはドトールコーヒーもある!

首都高にパーキングエリアがあるイメージはあまりないかもしれませんが、横浜や川口も合わせると約20のパーキングエリアがあります。慣れない首都高の運転で緊張している場合は、途中でパーキングエリアに立ち寄ってリフレッシュするのも良いでしょう。写真は4号新宿線上りにある代々木PA。「レストランよよぎの森」や「ドトールコーヒー」がある他、2階からは首都高と神宮の森が一望できますよ!

▼首都高のパーキングエリア
http://www.shutoko.jp/use/pa/

まとめ:特徴を知れば首都高ドライブは怖くない!

取材した日は首都高から富士山が見えました

取材した日は首都高から富士山が見えました

首都高は、普通の高速道路よりも合流やカーブなどの難所が多く、ベテランドライバーでも「怖いから運転したくない」と言う人も少なくありません。でも、「なぜ怖いと言わるのか?」を知って、対処法を頭に入れておけば、安全にドライブすることができます。「短い合流レーン」「急カーブ」「右からの合流」といったポイントをおさえて、まずは一度、チャレンジしてみてください。意外と走れちゃうものですよ!

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