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各地で開催梅まつり!春の訪れを一足先に楽しもう!

1月の降雪以降、寒さが厳しくなったこともあり、暖かい春が待ち遠しいですね。そんな中、一足先に春の訪れを知らせてくれるのが梅。梅は種類が多く、開花期間が桜よりも長く楽しめます。賑やかな桜の花見よりも、静かに楽しむ梅のほうが好みという方もいますね。今回はドライブで行きたい梅の名所を紹介します。

東京:23区内で梅の本数が最も多い羽根木公園

23区内でも梅が楽しめる羽根木公園

23区内でも梅が楽しめる羽根木公園

世田谷区の羽根木公園は小高い丘になっていて、南側斜面には約650本(紅梅約270本、白梅約380本)の梅が植えられています。23区内の公園では最も梅の本数が多い公園です。梅の種類は60種ほどあり、それぞれ開花時期が異なるため、1月〜3月まで梅を楽しめます。

『せたがや梅まつり』は2016年2月11日(木)~3月6日(日)まで開催されます。期間中の土日祝日には、野点や、筝曲演奏、俳句会などの催しがあり、売店や園芸市も出て多くの人で賑わいます。例年、梅ようかん、梅大福、完熟梅のマドレーヌなど梅を使ったスイーツが販売されるので、梅を見ながら味わってみてはいかがでしょうか。

世田谷区羽根木公園
住所:東京都世田谷区代田4-38-52
例年の開花時期:2月中旬~3月上旬

東京:都内最多本数を誇る、府中市郷土の森博物館

古民家と梅が風情を誘う郷土の森博物

古民家と梅が風情を誘う郷土の森博物館

府中市にある郷土の森博物館は、府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物を移築復元、保存している野外博物館です。博物館本館には、府中の歴史と文化に関する展示のほかプラネタリウムもあります。

散策路が整備された広大な敷地には、早咲きから遅咲きまで約60種、1100本の梅の木が植えられている梅園があります。郷土の森博物館ホームページで定点観測による梅の開花状況を確認し、足を運んでみてはいかがですか。梅と復元建築の古民家の景観が調和して、タイムスリップしたような雰囲気を楽しめます。

『郷土の森梅まつり』は2016年2月6日(土)~3月13日(日)までが開催されます。期間中、くず湯サービス、野点茶会、琴・尺八演奏会などが行われます。また、博物館本館1階のミュージアムショップでは、園内で収穫した梅のみを使用して作った飴やジャムなどの食品や、梅の枝の灰を釉薬にして焼き上げた陶器、梅の染物などを販売しています。梅園ならではのお土産として喜ばれそうですね。

府中市郷土の森博物館
住所: 東京都府中市南町6-32
URL:www.fuchu-cpf.or.jp/museum
例年の開花時期:2月中旬~3月上旬

茨城県:梅と筑波石の織りなす景観も楽しめる、筑波山梅林

筑波山の中腹に広がる梅の花

筑波山の中腹に広がる梅の花

筑波山梅林は、標高約250mの筑波山中腹に位置します。園内には、白梅、紅梅、緑がく梅など1000本があり、色や咲き方が異なる梅を楽しめます。いたるところに点在する筑波石の巨岩と梅のコントラストも人気です。梅林最上部の「展望あずまや」からは、眼下に梅林全景から市街地まで見渡せ、晴れた日には東京の高層ビルや富士山が見えることもあるビュースポットです。

『筑波山梅まつり』は、2016年年2月20日(土)~3月21日(月)まで開催され、期間中は、梅茶のサービスや筑波山名物ガマの油売り口上、野点茶会などの催しが行われるほか、筑波山やつくば市街の店舗で梅を使ったメニュー「梅食(うめ~しょく)」が提供されます。梅ソフトクリーム、梅代チキンカツ、梅葱つくばうどんなどさまざまな趣向をこらした梅メニューが楽しめます。

また、つくば市は学研都市としても知られ、JAXA筑波宇宙センターなどの見どころもたくさんあります。お出かけの際は、会員さんのつくば体験レポートも参考にされてはいかがですか。

子どもも大人もワクワク!1泊2日のつくばの旅で自然と科学を体感しよう!

筑波山梅林
住所:茨城県つくば市筑波 筑波山
URL:https://umematsuri.jp/
例年の開花時期:3月上旬〜3月中旬

群馬県:東日本随一の規模、箕郷梅林

梅の産地群馬のぐんま三大梅林の一つ箕郷梅林

梅の産地群馬の三大梅園の一つ

古くから梅の産地として有名な群馬県。群馬県には、「ぐんま三大梅林」と言われる安中市の「秋間梅林(あきまばいりん)」、高崎市の「榛名梅林(はるなばいりん)」「箕郷(みさとばいりん)」の3つの梅林があります。

中でも箕郷梅林は、関東平野を一望する300ヘクタールの丘陵に約10万本の梅の木があり、その規模は東日本随一です。種類はほとんどが白梅で、満開の時期には真っ白な梅が霞のように見えると言われています。

『みさと梅まつり』は、例年3月上旬から下旬に開催され、2つのイベント会場が設営されます。360°のパノラマが楽しめる善地会場では、梅見茶会や餅つき大会を開催予定。もう一方の蟹沢会場では売店が並び、いずれも多くの人で賑わいます。クルマなら、秋間梅林、榛名梅林にも足をのばして、それぞれの梅園を満喫することもできますね。

箕郷梅林
住所:群馬県高崎市箕郷町富岡・善地地区
URL:http://www.city.takasaki.gunma.jp/kankou/nature/misatobairin.html
例年の開花時期:3月中旬~下旬頃

神奈川:富士山を背景に梅を楽しむ、曽我梅林

曽我梅林からの富士山

曽我梅林からの富士山

40年ほど前から開催されている小田原梅まつり。そのメイン会場となるのが曽我梅林と小田原城址公園です。曽我梅林は、別所、原、中川原の3つの梅林の総称で、3万5000本の梅が植えられています。梅林の向こうには富士山の姿を見ることができ「関東の富士見百景」にも選定されています。

『小田原梅まつり』は、2016年2月6日(土)~3月6日(日)まで開催され、期間中は、流鏑馬(やぶさめ)、郷土芸能の小田原ちょうちん踊りや寿獅子舞などのイベントが各会場で開催されます。

また、小田原城址公園には250本の梅があり、城門や天守閣を背景に咲く梅の花も見ものです。クルマなら、曽我梅林から小田原城址公園への移動にも便利ですね。

曽我梅林
住所:神奈川県小田原市曽我別所
URL:http://soganosato.com/
小田原城址公園
住所:神奈川県小田原市 城内地内
URL:http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/Leisure/playing/Castle/jyousikouen.html
例年の開花時期:2月初旬~3月初旬

まとめ:風情ある梅の花で、一足早く春を楽しもう

華やかに咲き誇る桜も楽しみですが、一足早くに梅の香りに親しむのも味わいがありますね。

梅林が点在している場所にはやはりクルマが便利です。また、クルマだからこそ足を伸ばせるスポットもありますね。クルマなら、梅林周辺の観光スポットへの寄り道も気軽にできて、梅のお土産や地元の名産品をたくさん買っても持ち帰りがラクラク。

この春は、桜よりも一足早く、梅の花を楽しみに出かけてみませんか。

※梅の開花時期やイベント詳細については、各公式ページでご確認の上、おでかけください。

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