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クルマで行く初詣ドライブのおすすめスポット【2023年・関東】

一年の健康と平穏を祈り、お参りする初詣。2023年の初詣は、ドライブも兼ねてクルマで出かけてみませんか?都心からクルマで行きやすい関東近郊の初詣スポットを紹介します。開運を祈願し、パワーチャージできる初詣ドライブをお楽しみください。

<目次>
鎌倉殿も信仰した八方除の守護神:寒川神社(神奈川)
縁結びの神様で運命の赤い糸をたぐる:川越氷川神社(埼玉)
全身でパワーチャージ!関東屈指のパワースポット:三峯神社(埼玉)
富士山を眺めながら参拝できる開運スポット:箱根神社(神奈川)
初詣と初日の出を拝める:筑波山神社(茨城)
2023年が良い年でありますように

鎌倉殿も信仰した八方除の守護神:寒川神社(神奈川) 

神奈川県の海老名市と茅ケ崎市の間にあり、約1600年の歴史を持つ寒川神社。全国で唯一「八方除(はっぽうよけ)」の神様が祀られている神社としても知られています。

毎年大勢の参拝客が訪れる寒川神社(写真提供:寒川神社)
毎年大勢の参拝客が訪れる寒川神社(写真提供:寒川神社)

八方とはあらゆる方角を意味し、地相・家相・方位・日柄などに起因するすべての災いを取り除き、家業繁栄や福徳円満をもたらすとされる御神徳のことです。2022年、鎌倉殿としても話題を集めた源頼朝をはじめ、武田信玄、徳川家代々からも篤い信仰を受けてきました。

初詣の楽しみの一つは、社殿前にある重層の門に掲げられる「迎春ねぶた」。寒川神社の初詣の風物詩として、新春にふさわしく華やかに参拝者を迎えます。

本場、青森のねぶた師が制作する「迎春ねぶた」は、2月23日まで楽しめる(写真提供:寒川神社)
本場、青森のねぶた師が制作する「迎春ねぶた」は、2月23日まで楽しめる(写真提供:寒川神社)

御神祭は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の2柱の神様が祀られ、寒川大明神と奉称されています。御本殿脇にある2本の杉は、寒川比古命と寒川比女命が宿ると言い伝えられる御神木です。

寒川神社ならではの見どころの一つが、拝殿の右側に置かれている渾天儀(こんてんぎ)。天体の位置や星などを観測するもので、古来より国家の命運をもにぎると考えられてきました。八方除や方位除の神様を祀る寒川神社ならではのものです。

龍は天空を支えるという故事にならい、渾天儀の四隅に配置されている(写真提供:寒川神社)
龍は天空を支えるという故事にならい、渾天儀の四隅に配置されている(写真提供:寒川神社)

参拝のお土産には、寒川神社名物「八福餅」はいかがですか。八方除と末広がりの「八」、招福、幸福の「福」にちなんだ八角形のあんこ餅で、縁起物として親しまれています。第2駐車場の近くにある「カフェ 鎮守の杜 Koyo」の2階のレストランで注文できる他、売店でも販売されています。

八方除の守護神である寒川神社は、12月31日~1月3日の間、駐車場が利用できないので、密を避けてゆっくりお参りするのにおすすめです。

▼寒川神社
住所:神奈川県高座郡寒川町宮山3916
駐車台数:400台(無料) ※12月31日午後4時から1月3日まで駐車場は利用不可 
URL:http://samukawajinjya.jp/

縁結びの神様で運命の赤い糸をたぐる:川越氷川神社(埼玉)

初詣に良縁祈願をしたい人におすすめなのが、川越氷川神社。川越氷川神社には、素盞嗚尊(すさのおのみこと)を主祭神に、2組の夫婦の神様と出雲大社の縁結びの神様として知られる「大己貴命(おおなむちのみこと)」が祀られていることから、夫婦円満、家族円満、縁結びにご利益があるとされています。

朱色の鳥居が印象的。家族円満、夫婦円満を願うなら川越氷川神社へ(写真提供:川越氷川神社)
朱色の鳥居が印象的。家族円満、夫婦円満を願うなら川越氷川神社へ(写真提供:川越氷川神社)

お参りだけでなく、川越氷川神社ならではの特別なお守り「縁結び玉」も人気。境内にある小石を持ち帰り大切にすることで、すてきなご縁に恵まれるという伝説にちなみ、本殿前の白い玉砂利を巫女さんが麻の網に包み、神職さんがお祓いしたお守りです。「縁結び玉」を持ち帰り、運命の相手と巡り会えたときには、ふたり揃ってお参りをし、神社に石を返納すると、ふたりの良縁が一生涯続くように願う特別なお守りに交換してもらえます。

お守りの授与は本殿前の社務所にて(写真提供:川越氷川神社)
お守りの授与は本殿前の社務所にて(写真提供:川越氷川神社)

フォトスポットとして人気の「赤い糸ベンチ」も見どころの一つ。大きな石板に描かれた赤い糸の両端に座れば、小指が赤い糸でつながるように写真が撮れます。カップルだけでなく、親しい友人同士や家族で撮るのもいいですね。

川越氷川神社のお参りの際にはぜひ立ち寄りたいフォトスポット(写真提供:川越氷川神社)
川越氷川神社のお参りの際にはぜひ立ち寄りたいフォトスポット(写真提供:川越氷川神社)

参拝の後は、情緒あふれる小江戸川越の町を散策するのもおすすめです。氷川神社から徒歩10分ほどのところには、川越のシンボル、川越市指定文化財「時の鐘」や、昭和の時代を彷彿させる「菓子屋横丁」などがあり、どこか懐かしい街並みをのんびり散策できます。

▼川越氷川神社
住所:埼玉県川越市宮下町2-11-3
駐車場:なし ※お車の駐車は近隣のコインパーキングをご利用ください 
URL:http://www.kawagoehikawa.jp/

▼「時の鐘」
住所:川越市元町1丁目3番地1
駐車場:なし
URL:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/welcome/kankospot/kurazukurizone/tokinokane.html

▼川越菓子屋横丁
住所:埼玉県川越市元町2丁目
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.koedo.or.jp/miru-asobu/115/

全身でパワーチャージ!関東屈指のパワースポット:三峯神社(埼玉)

日本武尊(やまとたけるのみこと)が、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと伝えられる三峯神社。秩父神社、宝登山神社とともに、秩父三社の一つで、関東屈指のパワースポットとしても人気を集めています。

総漆塗りの拝殿は色彩も美しくきらびやか(写真提供:三峯神社)
総漆塗りの拝殿は色彩も美しくきらびやか(写真提供:三峯神社)

境内の入り口には、全国的にも珍しい三ツ鳥居。大きな鳥居の左右に小さな鳥居が組まれています。鳥居の両脇で参拝者を迎えるのは、狛犬ではなく狼。狼は災いを除けると伝えられ、火防、盗難除け、災難除け、家内安全、などにご利益があるといわれています。

色鮮やかな彫刻が施された総漆塗りの拝殿でお参りをした後は、拝殿前にある御神木でパワーチャージ。樹齢約800年を誇る「重忠杉(しげただすぎ)」は、パワースポットの一つです。

御神木に手を触れて「気」をもらうこともできる(写真提供:三峯神社)
御神木に手を触れて「気」をもらうこともできる(写真提供:三峯神社)

参拝の後は、奥宮を遥拝する「遥拝殿(ようはいでん)」まで行ってみましょう。「遥拝殿」へ向かう石段を登ると、そこは別世界。三峯神社は、標高の高い山間部にあるため、お天気のよい日には秩父盆地が一望でき、雲海を見ることもできます。美しい景色を眺めながら、神聖な空気を体いっぱいに浴びたいですね。

▼三峯神社
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
駐車場:あり(有料市営駐車場利用)
URL:http://www.mitsuminejinja.or.jp/

富士山を眺めながら参拝できる開運スポット:箱根神社(神奈川)

お正月は駅伝でも話題となる「箱根」。都心から高速道路を使えば片道2時間ほどで行けるため、週末の日帰り旅行先としても人気の観光スポットです。

パワースポットとして人気の箱根神社(写真提供:箱根神社)
パワースポットとして人気の箱根神社(写真提供:箱根神社)

関東総鎮守として、古くは徳川家康や源頼朝などの戦国武将から崇敬された箱根神社。開運厄除・心願成就・勝運守護・交通安全・縁結びなどのご神徳があるといわれています。

縁結びの神様として、良縁を願う女性のパワースポットとなっているのが、境内にある「九頭龍神社新宮」。本宮は芦ノ湖畔の森の中にありますが、箱根神社境内に新宮が創建されたため、よりお参りしやすくなりました。

九頭龍神社の御祭神は、芦ノ湖の守護神である九頭龍大神。昔から「九頭龍さま」と人々に崇められ、商売繁盛・金運守護・心願成就・良縁成就等に御神徳の高い龍神様として信仰されています。新宮前にある九つの龍の口から出る「龍神水」は霊水とされ、一切の不浄を洗い清めるといわれています。

良縁を願って参拝する「九頭龍神社新宮」(写真提供:箱根神社)
良縁を願って参拝する「九頭龍神社新宮」(写真提供:箱根神社)

パワースポットとして知られる御神木は「矢立の杉」と「安産杉」。「矢立の杉」は、樹齢約1200年と伝えられ、「かながわの名木100選」にも選ばれている立派な杉の木です。御守所では「矢立の杉」が描かれた「勝守」も授与されています。

「安産杉」は、源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願し、無事、三代将軍となる源実朝が誕生したことから、「子孫繁栄」や「子授け」、「安産」のご利益があると伝えられ、多くの人が訪れています。参拝後は、境内の階段を下って芦ノ湖へ向かうと、湖上に建つ「平和の鳥居」が見えてきます。これは、上皇さまの立太子礼と日本の独立を記念して昭和27年に建立されたもので、人気のフォトスポットです。

平和の鳥居から芦ノ湖が望める(写真提供:箱根神社)
平和の鳥居から芦ノ湖が望める(写真提供:箱根神社)

お天気がよければ、芦ノ湖から富士山を拝むこともできます。雪化粧をした富士山と湖上にたたずむ朱色の「平和の鳥居」が並ぶ風景は、まさに神秘的。風がない日には、芦ノ湖の水面に美しく映る「逆さ富士」を見ることもできます。地域全体がパワースポットとして人気の箱根で初詣をし、一緒に富士山を眺めれば、最強の開運パワーがもらえそうです。

「逆さ富士」がみられるのは、11月~3月頃の風が強くなく、遊覧船が運行する前の早朝が多いそう(写真提供:箱根神社)
「逆さ富士」がみられるのは、11月~3月頃の風が強くなく、遊覧船が運行する前の早朝が多いそう(写真提供:箱根神社)

▼箱根神社・九頭龍神社新宮
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
駐車場:あり(無料)
URL:http://hakonejinja.or.jp/

初詣と初日の出を拝める:筑波山神社(茨城)

日本百名山の一つ「筑波山」。3000年以上昔から山岳信仰の対象とされてきた霊峰「筑波山」を御神体とするのが筑波山神社です。御本殿は男体山と女体山の山頂に、それぞれ鎮座しています。筑波山神社は縁結びの神様として有名ですが、交通安全や厄除けなどの御神徳により、登山客や県内外からも多くの参拝客が訪れています。

筑波山の中腹にある筑波山神社 
筑波山の中腹にある筑波山神社 

初詣とともに日の出が見られるスポットとしても知られています。日の出を拝むなら女体山側がおすすめ。女体山の山頂まではロープウェイが通っているので、冬山の登山に不慣れな方でも安心です。比較的、気軽に登れる山ですが、歩きやすい格好で防寒対策もお忘れなく。山頂でご来光を拝んでから、下山途中に筑波山神社で初詣をすれば、ご利益もアップしそうですね。

山頂からは関東平野を一望できる
山頂からは関東平野を一望できる

筑波山神社は駐車場も完備されていますが、住所は山全体が「茨城県つくば市筑波1番地」となっているため、この住所をナビに入力すると目的地に到着しない場合があります。ナビには「筑波山京成ホテル」と入力するといいでしょう。

▼筑波山神社
住所:茨城県つくば市筑波1番地
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.tsukubasanjinja.jp/

▼筑波山
住所:茨城県つくば市筑波1番地
駐車場:あり(有料)
URL:http://www.mt-tsukuba.com/

2023年が良い年でありますように

都心からも行きやすい初詣ドライブにおすすめの関東近郊の神社を紹介しました。冬は道路に積雪もあるかもしれませんので、しっかり対策をしてドライブを楽しみながら安全運転で初詣にお出かけください。皆さまにとって幸多い1年となりますように。

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