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【1泊2日の京都ドライブ】「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」宿泊とおすすめのスポット巡り

平安遷都から1200年、悠久の時を刻む古都・京都。二条城や金閣寺をはじめ、さまざまな名所旧跡があり、多くの人が訪れますが、どれも京都駅を中心とした京都市内のスポットです。クルマに乗って行動範囲を広げてみると、また別の京都の顔を見ることができます。

そこで今回は「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」を宿泊地として、1泊2日で歴史とモダンの両方に触れられる京都ドライブを提案。実際に2日にわたって取材をしてきました。

<目次>
伝統とモダンが融合した「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」
鴨川デルタで“和”チル・アウト!
夜の伏見稲荷で幽玄の雰囲気に包まれる
南禅寺前でのモーニングコーヒーからスタート
雪景色の大原で、京の味覚を存分に感じるランチ
雪の残る大原三千院はまるで水墨画のよう
「京都市京セラ美術館」でアートに触れる
アートの余韻をお茶とともに楽しむ
カーシェアのメリットを生かしてさらなる楽しい旅を!

伝統とモダンが融合した「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」

東京駅から新幹線「のぞみ」に乗って、京都駅までは2時間15分。京都駅に着いたら、まずは今回の旅のメインのひとつ、「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」に向かいます。

「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」は、地下鉄烏丸線「四条」駅/阪急京都線「烏丸」駅から、いずれも徒歩7分ほど。路地の中に佇むホテルです。

「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」は伝統・継承・再生をテーマに2014年にオープン
「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」は伝統・継承・再生をテーマに2014年にオープン

駅から歩いて向かうと、伝統とモダンが融合したかのような建築が表れます。以前ここに建っていた「旧松坂屋京都業務部(明治36年築)」の意匠を、大胆に取り込んだファサードデザインが特徴です。扉を開けて入ってみると、京町家を再現したというエントランスがお出迎えしてくれました。

京町屋の意匠を再現したエントランス
京町屋の意匠を再現したエントランス

エントランスの天井を見上げると漆黒の柱が組まれており、「古民家に上がったのかな?」と錯覚してしまいそう。中へと進んでいくと、大きなガラスに面した中庭と高い天井が広々とした開放感を与えてくれる、モダンな雰囲気のロビーが広がっていました。

外観からは想像できないモダンな雰囲気のロビー
外観からは想像できないモダンな雰囲気のロビー
中庭は京都らしい風情を感じさせてくれる
中庭は京都らしい風情を感じさせてくれる

チェックインを済ませたら、宿泊する部屋へ。今回は、特別にジュニアスイートツインとモデレートツイン も見せてもらいました。

ジュニアスイートツイン
ジュニアスイートツイン

京都の街中にあって、57平米ものくつろぎの空間を楽しめるジュニアスイートツインは、旅の疲れを癒すには十分すぎる豪華さ。優雅な時間を楽しめるでしょう。

デラックスツイン
モデレートツイン

モデレートツイン は、22平米のツインルーム。快適な旅が約束されるような、落ち着いた空間が素敵です。町家らしい格子窓が、京の雰囲気を感じさせてくれます。

各階のエレベーターホールに飾られたアート
各階のエレベーターホールに飾られたアート

各階ごとに飾られているエレベーターホールのアートも、注目したいポイントのひとつ。どの階の作品も、旧松坂屋京都業務部で使われていた部材と新しい部材を組み合わせて作られており、「伝統とモダンの融合」を表現しているそうです。

お部屋でひと休みしたら、京都ドライブ第1弾へと出かけます!

▼三井ガーデンホテル京都新町 別邸
住所:京都府京都市中京区六角町361
駐車場:なし (近隣にコインパーキングあり)
URL:https://www.gardenhotels.co.jp/kyoto-shinmachi/

鴨川デルタで“和”チル・アウト!

京都ドライブ第1弾のお供として、地下鉄烏丸線の四条駅近くにある「リパーク蛸薬師通小川西」ステーションに設置されたトヨタ「ライズ」を事前に予約していました。「ライズ」は5ナンバーサイズのコンパクトSUVなので、初めて走る道や細い路地の多い京都でも安心して運転できます。

「リパーク蛸薬師通小川西」ステーションのトヨタ「ライズ」
「リパーク蛸薬師通小川西」ステーションのトヨタ「ライズ」
乗り降りもラクチン。軽やかな運転感覚とガッシリ感のある乗り心地が快適
乗り降りもラクチン。軽やかな運転感覚とガッシリ感のある乗り心地が快適

ステーションを出発したら、川端通りへ。目的地は出町柳「鴨川デルタ」です。川端通りを今出川通りの交差点までひたすら北上。渋滞がなければ30分もかからずに到着します。クルマを降りたら、まずはおやつを買って行きましょう。

出町柳の老舗和菓子店「出町ふたば」
出町柳の老舗和菓子店「出町ふたば」

立ち寄ったのは、明治32年(1899年)創業の老舗和菓子店、出町ふたば。名物の「豆餅」を求めて、お客さんが常に途絶えない人気店です。テイクアウト専門で、1個単位から買える手軽さも魅力のひとつ。

出町ふたばの「名代豆餅」1個200円。フワフワの餅の中にはこしあんと赤えんどう豆がギッシリ!
出町ふたばの「名代豆餅」1個200円。フワフワの餅の中にはこしあんと赤えんどう豆がギッシリ!

▼出町ふたば
住所:京都府京都市上京区青龍町236
駐車場:なし (近隣に市営駐車場あり)

豆餅を買ったら、いよいよ鴨川デルタへわたります!

人気チルアウト・スポット「鴨川デルタ」
人気チルアウト・スポット「鴨川デルタ」

鴨川にかかる「加茂大橋」から見えるのが、高野川と加茂川が合流して鴨川になる地点、通称「鴨川デルタ」。その名の通り三角形の広場は公園として整備されており、京都のチルアウト・スポットとして昔から人気の場所です。

鴨川デルタの中央からの景色。格別の開放感!
鴨川デルタの中央からの景色。格別の開放感!

両サイドを川が流れ、開放的な視界が広がる鴨川デルタの中州でぼんやりと豆餅を食べると、じんわりと幸せ時間が流れます。「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」で味わったのとはまた別の贅沢がここにありました。

中州から両岸へは、亀の形の飛び石でわたることができる
中州から両岸へは、亀の形の飛び石でわたることができる

▼鴨川デルタ
住所:京都府京都市左京区下鴨宮河町
駐車場:なし (近隣に市営駐車場あり)

夜の伏見稲荷で幽玄の雰囲気に包まれる

日が落ちてきたところで、伏見稲荷大社へ向かってみることに。伏見稲荷大社は、京都の寺社仏閣の中でも上位の人気スポットで、夜に行くと昼とはまた違った表情が楽しめます。

全国にある稲荷神社の総本宮、伏見稲荷大社
全国にある稲荷神社の総本宮、伏見稲荷大社

参道のお店は18時にはすべて閉まってしまうため、暗くなってから行ってもお店はやっていませんが、参道や境内は空いており、ライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しむことができました。

ライトアップされるとより荘厳な雰囲気となる
ライトアップされるとより荘厳な雰囲気となる
伏見稲荷大社の祭神「稲荷大神様」のお使い、キツネ。境内のいたるところで見られる
伏見稲荷大社の祭神「稲荷大神様」のお使い、キツネ。境内のいたるところで見られる
夜の静かな境内で、チョロチョロと音を立てる手水舎。竹製なのが雰囲気抜群
夜の静かな境内で、チョロチョロと音を立てる手水舎。竹製なのが雰囲気抜群
伏見稲荷といえばこれ、というほど有名な「千本鳥居」も夜は違う表情を見せる
伏見稲荷といえばこれ、というほど有名な「千本鳥居」も夜は違う表情を見せる

伏見稲荷のシンボルともいえる「千本鳥居」は、その名の通り、数え切れないほどの鳥居が並んだ小路です。鳥居は稲荷山の山頂までギッシリと連なっており、全体では1万本にもなるといわれています。京都ではトップクラスの人気フォトスポットでしょう。

▼伏見稲荷大社
住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
駐車場:あり
URL:http://inari.jp/

こうして初日は夕方~夜の京都ドライブを楽しみました。「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の近くにはコインパーキングがありますが、「ライズ」はステーションに返却。夜間にクルマを利用しないのであれば、返却して翌日また借りる方が、無駄なく利用できるためです。翌日は、また別のクルマに乗って「大原三千院」を目指します!

南禅寺前でのモーニングコーヒーからスタート

1日目は夜のドライブを楽しんだので、2日目は朝からドライブへ。四条烏丸エリアには前日の「リパーク蛸薬師通小川西」ステーションの他に「リパーク室町通綾小路南」ステーションもあり、ここにはトヨタ「ルーミー」が設置されています。

旅先でもいろいろなクルマに乗れるカレコのメリットを生かして、2日目はこの「ルーミー」を予約していました。「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の余韻に浸りながら、いざ出発!

「リパーク室町通綾小路南」ステーションに設置されたトヨタ「ルーミー」
「リパーク室町通綾小路南」ステーションに設置されたトヨタ「ルーミー」
コンパクトなのに驚くほどの広い室内は、まさに「ルーム」。特に後席の広さは圧倒的
コンパクトなのに驚くほどの広い室内は、まさに「ルーム」。特に後席の広さは圧倒的

そして向かったのは、南禅寺のすぐ前にある「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」です。サードウェーブコーヒーとして知られるブルーボトルコーヒーは、実は個性的な店舗展開でも知られています。ここ京都では、古民家をリノベーションした和の雰囲気たっぷりの店舗となっていました。

南禅寺の前にある「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」
南禅寺の前にある「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」
「アメリカーノ」495円(税込み)を注文
「アメリカーノ」495円(税込み)を注文

「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」は、関西初のブルーボトルコーヒーとして2018年に南禅寺の前にオープン。築100年の古民家をリノベーションした店舗は、「伝統を大事にしながら進化する京都という街」へ対する創業者から尊敬の想い込められているのだそうです。

▼ブルーボトルコーヒー京都カフェ
住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町64
駐車場:なし (近隣にコインパーキングあり)
URL:https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kyoto

雪景色の大原で、京の味覚を存分に感じるランチ

朝の1杯をスペシャルな場所で味わったら、大原三千院までしばしドライブ。目的地までは15km、30分ほどです。川端通りを延々と北上、宝ヶ池を越え、八瀬を越えて行きます。取材時は大雪のあとだったこともあり、標高が高くなるにつれて、路肩や建物には雪が残っていました。そして、三千院のある大原に到着。

三千院の前にある「料理旅館 芹生」
三千院の前にある「料理旅館 芹生」

三千院に行く前に、まずは腹ごしらえ。参道の横にある料理旅館「芹生(せりょう)」で、京料理をいただきました。一部のメニュー以外は、予約なしでもオーダーでき、手軽に本格的な京の味を体験できます。

料理旅館 芹生の「彩ゆば膳」2,420円(税込み)
料理旅館 芹生の「彩ゆば膳」2,420円(税込み)

京都の味覚を代表する素材といえば、湯葉。この「彩ゆば膳」は、湯葉の小皿を中心に胡麻豆腐や山菜、かやくご飯などがセットになったもの。

京都に来たらぜひ味わいたい湯葉。口に入れると溶けてしまいそうな柔らかさがたまらない!
京都に来たらぜひ味わいたい湯葉。口に入れると溶けてしまいそうな柔らかさがたまらない!

「彩ゆば膳」の味に舌鼓を打ちながらときおり外を見ると、雪景色の庭。その風流さも合わせて、特別なランチになりました。

▼料理旅館 芹生
住所:京都府京都市左京区大原勝林院町22
駐車場:あり
URL:https://www.seryo.co.jp/index.html

雪の残る大原三千院はまるで水墨画のよう

三千院の正門「御殿門」。三千院の拝観料は一般:700円、中学生・高校生:400円、小学生 150円
三千院の正門「御殿門」。三千院の拝観料は一般:700円、中学生・高校生:400円、小学生 150円

本日のメインスポットとなる「天台宗 大原三千院」は、芹生から歩いてすぐ。正門となる「御殿門」の周囲にそびえる石積みは、近江坂本の穴太衆(あのうしゅう)によって積まれたものです。御殿門をくぐったら拝観料を払って、境内へと進みます。

客殿に面している庭園「聚碧園(しゅうへきえん)」
客殿に面している庭園「聚碧園(しゅうへきえん)」

三千院といえば、庭園の優雅さが見ものです。秋になると紅葉の名所として、大勢の参拝者が訪れます。ここ「聚碧園」は客殿の見所台から拝観できる大きな庭で、雪景色となった様子はまるで水墨画のようでした。

雪の中にたたずむ「往生極楽院(おうじょう ごくらくいん)」
雪の中にたたずむ「往生極楽院(おうじょう ごくらくいん)」

離れのようにポツンと建っているシンプルなお堂は、「往生極楽院」。三千院がこの地に移転されるはるか昔に建立された平安時代末期の建物で、建物は重要文化財に、そして中の阿弥陀三尊像は国宝に指定されています。

京都駅周辺だけでもたくさんの名所旧跡や神社仏閣を楽しむことができますが、こうしてクルマで30分ほど走るだけでも、また違った京都の一面が見られるもの。「クルマ旅」のよさを見直しました。

▼天台宗 大原三千院
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
駐車場:あり
URL:http://www.sanzenin.or.jp/

「京都市京セラ美術館」でアートに触れる

朝、早く出発したこともあり、三千院をたっぷり満喫したあとも東京に帰るまでには、まだ時間がありました。そこで、「京都市京セラ美術館」に行ってみることに。三千院からは白川通りを南下。二条通りを右折し、のべ30~40分の道のりです。

「京都市京セラ美術館」は、2020年にリニューアルオープンしている
「京都市京セラ美術館」は、2020年にリニューアルオープンしている

1933年に建築され、日本で2番目に古い公立美術館の京都市美術館。その重厚な建物を大胆にリニューアルし、京セラがネーミングライツを得て2020年にオープンしたのが「京都市京セラ美術館」です。

もっとも目を引くのは、1階の入口の下に「ガラス・リボン」と呼ばれるガラス張りの空間が作られていること。ここが玄関になっていて、入るとカフェやミュージアムショップがありました。建物の中は大きく変わっても、京都市美術館時代の意匠は随所に残されているようです。

アートの余韻をお茶とともに楽しむ

2日にわたる京都を締めくくる場所として選んだのは、京都市京セラ美術館内にあるカフェ「ENFUSE(エンフューズ)」です。アートを鑑賞したあとここでゆっくりとお茶を飲んで、2日間の京都観光を振り返りました。

ケーキセットは1,250円(税込み)
ケーキセットは1,250円(税込み)

注文したのは「季節のタルト」と「かぶせ茶」。りんご果実がふんだんに使われたリッチなタルトと、茶葉の香りが楽しめるかぶせ茶の組み合わせは、意識せず「伝統とモダンの融合」を楽しんでいるかのようでした。

▼京都市京セラ美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
駐車場:あり
URL:https://kyotocity-kyocera.museum/

カーシェアのメリットを生かしてさらなる楽しい旅を!

京都をはじめ、関西エリアや中国エリアなどにもステーションを増やしているカレコ。今回のように予約・利用時間を区切って使えば、夜間などクルマを利用しない時間の料金を無駄なくできますし、気分や目的に応じて「翌日は別の車種で」といった使い方もできます。カーシェアならではのメリットを生かせば、クルマ旅の可能性はさらに広がりますので、ぜひカレコを旅行に活用してみてください。

旅先で乗り慣れたクルマを選べるのもカレコのメリット
旅先で乗り慣れたクルマを選べるのもカレコのメリット

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