2020年3月、東京都稲城市にある遊園地「よみうりランド」の隣にオープンしたフラワーパーク「HANA・BIYORI」。日本最大級のフラワーシャンデリア、花とデジタルが融合したアートショー、植物園初出店のスターバックスなど、「花の見方、楽しみ方を変える」をコンセプトにつくられた園内は、まさに癒しスポット。美しい花々や自然に触れ日頃の疲れをリフレッシュしようと出かけてきました。
<目次>
・都内から1時間圏内で花の世界へ
・日本最大級のフラワーシャンデリアが話題!「HANA・BIYORI館」
・日本初!マルチエンディング型の「花とデジタルのアートショー」
・カラフルな魚たちがかわいい「アクアリウム×花」
・貴重な文化財が並ぶ日本庭園へ
・緑あふれるカフェでコーヒータイム
・好きな時間に楽しめる「花と植物のワークショップ」
・今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ 「ヴォクシー」

都内から1時間圏内で花の世界へ
今回は板橋区、志村坂上にある「リパーク小豆沢2丁目第4(自転車可)」ステーションから出発しました。東京都稲城市にある「HANA・BIYORI」までは、およそ45分の道のりです。
首都高速5号池袋線から首都高速中央環状線を経由して中央自動車道へ。稲城インターチェンジ直結、稲城大橋より一般道に入り、「よみうりV通り」を上ると目的地「HANA・BIYORI」に到着です。「よみうりV通り」には、道路が完成した平成21年に読売ジャイアンツに在籍した監督や選手達の手形が埋め込まれているとか。

「HANA・BIYORI」には専用の立体駐車場があり、「HANA・BIYORI」の利用者は2時間無料です。遊園地「よみうりランド」の駐車場とは別になりますのでご注意ください。
駐車場にクルマを停めた後は、いよいよ花の世界へ。園内を周る前に、株式会社よみうりランド広報部の沢藤なつみさんに「HANA・BIYORI」の楽しみ方についてお話を伺いました。

「花壇のお花は季節ごとに植え替えているので、年間通して変化があり、いつ来ても新しいお花の楽しみ方ができると思います。夏にはパイナップル、ハロウィンにはかぼちゃ、クリスマスにはツリーを飾るなど、イベントごとの演出もあります。それから、 園内には ハート型の石もあるので、隠れハートを探しながら散策するのもおすすめです」
「HANA・BIYORI」には、メインとなる「HANA・BIYORI館」、都心の高層ビル群を一望できる「空見の丘」、梅や桜をはじめ季節の花が楽しめる「彩りの小路」、貴重な文化財が並ぶ日本庭園「聖なる森」の4つのエリアに分かれています。沢藤さんに教えていただいた隠れハートを探しながら園内を回ることにしました。
日本最大級のフラワーシャンデリアが話題!「HANA・BIYORI館」


「HANA・BIYORI館」の天井を彩るのは300以上あるという日本最大級のフラワーシャンデリア。ベゴニアをはじめ、フクシア、ペチュニア、ゼラニウム、サクソルムなどの花と緑のコントラストが美しく、とっても華やかな空間にうっとりします。
吊り下げられているお花の水やりは、鉢を吊っているワイヤーに沿って細い管があり、そこから自動給水しています。毎日、高所作業車を使用して、花殻摘みや剪定をするなど、しっかりメンテナンスがされているので、いつもきれいなシャンデリアを楽しむことができます。
花の管理をしているスタッフは20人ほどで、日々勉強しながらさまざまなチャレンジをし、従来の花の育て方とは違った視点で新感覚のフラワーパークをつくっているそうです。

日本初!マルチエンディング型の「花とデジタルのアートショー」
「HANA・BIYORI館」を訪れたら見逃せないのが、1日数回開催され無料で楽しめる「花とデジタルのアートショー」。館内中央にあるスクリーンが降ろされ暗転すると、プロジェクションマッピングを使ったショーが始まります。四季をテーマに演出されており、取材日は秋、冬をイメージした花や風景がテーマでした。


約10分間のアートショーは、美しい映像だけでなく、設置されたカメラが観客の表情や感情を読み取って終わり方が変わるマルチエンディング型を採用。花々が舞い散る幻想的な世界に大満足でした。エンディングの違いを味わうために、別の時間のショーを楽しむのもいいですね。
「花とデジタルのアートショー」のスケジュールは施設ホームページでご確認ください。

カラフルな魚たちがかわいい「アクアリウム×花」
館内の奥に進んでいくと、約1,200匹の魚たちが泳ぐ「アクアリウム×花」をテーマとしたオリジナル水槽があります。

アクアリウムの魚で気に入ったものがあれば、購入することも可能です。館内で配布されているパンフレット「HANA・BIYORIのさかなたち」に記載されているQRコードを読み込めば、簡単に注文できます。

魚のほかにも、館内に飾られている植物も買うことができるので、お気に入りを探してみるのもいいですね。

アクアリウムの隣にあるのは、コツメカワウソのお部屋。オランダ生まれの「はなび」(オス)、「ちゃちゃ」(メス)、ベルギー生まれの「うり」(オス)、「ひより」(メス)の4頭が暮らしています。

残念ながら、現在は餌やり体験は中止されていますが、タイミングが合えば、外で遊ぶ姿を見ることができるそうです。

貴重な文化財が並ぶ日本庭園へ
隠れハートを探しに「HANA・BIYORI館」を出て外へ。「彩りの小路」を歩いていると桜並木がありました。園内は食べ物の持ち込みが自由なので、春先にはピクニックしながらお花見も楽しめます。


「彩りの小路」を抜け、階段を上って「聖なる森」へ。国の指定重要文化財「妙見菩薩像」や「聖観世音菩薩像」など、貴重な文化財が並ぶ日本庭園は、ツツジやあじさい、もみじなどが植えられ、季節によって違った景色が味わえます。

「聖門」を抜けてまっすぐ進み、再び階段を上ると「空見の丘」に到着。晴天の日には東京タワーやスカイツリーまで見渡せる見晴台があります。

見晴台の側には、2021年4月4日(日)まで開催中の和のライティングイベント「HANA・BIYORI×竹あかり『HANAあかり』」のオブジェがあります。夜になると灯がともり、竹に描かれた模様が浮かび上がるそうです。


緑あふれるカフェでコーヒータイム
再び「HANA・BIYORI館」に戻り、館内にあるスターバックスでコーヒータイムを取りました。

「青山フラワーマーケット」を運営する株式会社パーク・コーポレーションの空間デザイン事業部parkERs(パーカーズ)がデザインしたカフェスペースは緑であふれ、居心地抜群です。


窓際の席で外の景色を眺めながらいただくコーヒーも格別。時間を忘れてのんびり過ごせました。
好きな時間に楽しめる「花&植物のワークショップ」
コーヒーブレイクの後は、花と植物のワークショップに参加し、「ドライフラワーのガラスドーム」(参加料2,000円、所要時間30分)作りを体験しました。


花を選んだら、グルーガンを使って、土台となるコルクの上に花を付けていきます。

ときどき、ガラスの蓋をかぶせて、出来上がりを確認しながら作るのがポイントだそう。完成したら、アクアリウムの前で記念撮影するのもいいですね。

▼花&植物のワークショップ
場所:shop charm
料金:2,000円〜
所用時間:30分~60分
※当日の開催内容はインフォメーションにてご確認ください。
最後は、館内にある「おみやげびより」へ立ち寄りました。ハンカチやぬいぐるみなど、コツメカワウソのグッズが人気商品のようです。



新しい花の楽しみ方に心も体も癒され、また違う季節に訪れたくなりました。「HANA・BIYORI」の隣は遊園地「よみうりランド」なので、合わせて楽しむのもおすすめです。遊園地へ行く場合は、「HANA・BIYORI」を退園せずに連絡口にて割引料金でチケットを購入することができます。観覧車に乗って、上空から「HANA・BIYORI」の花々を眺めるのもいいですね。
▼「HANA・BIYORI」
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
駐車場:あり(2時間無料)
URL:https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/
▼遊園地「よみうりランド」
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
駐車場:あり(平日:1,500円/土日祝・特定日:2,000円)
URL:https://www.yomiuriland.com/
※「HANA・BIYORI」および遊園地「よみうりランド」の運営時間は、お出かけ前に各ホームページでご確認ください。

今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ 「ヴォクシー」

今回のドライブには、8人乗りのトヨタ 「ヴォクシー」(冬用タイヤ)を利用しました。レバーひとつでシートをスライドできるので、室内空間を自由にアレンジすることができます。運転席の窓が広く、運転しやすいのも魅力。冬用タイヤなので、雪が降る心配があるときでも安心です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金:4,080円(6時間パック)
・距離料金:0円
=合計:4,080円
※6時間以内の予約・利用の場合、距離料金がかかりません。
>>>料金について
<関連記事>
>>>自由研究にも!「JAXA相模原キャンパス」で最新の宇宙科学技術を学ぼう
>>>世界一のプラネタリウムがある「多摩六都科学館」で遊びながら学ぼう
>>>「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地 ららぽーと富士見店」をさらに楽しむポイントを紹介
>>>江戸川区の公営施設でリーズナブルに遊ぶ!~アイススケート+動物園+日本庭園~
>>>次世代型エンターテイメント「FlyStation インドアスカイダイビング」を体験しよう
<最新情報はカレコ公式SNSで>
Facebook、Twitter、Instagram、LINE