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新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」へ癒しのドライブ

東京都稲城市にある遊園地「よみうりランド」の隣にあるフラワーパーク「HANA・BIYORI」。日本最大級のフラワーシャンデリア、花とデジタルが融合したアートショー、植物園初出店のスターバックスなど、「花の見方、楽しみ方を変える」をコンセプトにつくられた園内は、まさに癒しスポット。美しい花々や自然に触れ日頃の疲れをリフレッシュしようと出かけてきました。

<目次>
都内から1時間圏内で花の世界へ 
日本最大級のフラワーシャンデリアが話題!「HANA・BIYORI館」
日本初!マルチエンディング型の「花とデジタルのアートショー」
カラフルな魚たちがかわいい「アクアリウム×花」
貴重な文化財が並ぶ日本庭園へ 
緑あふれるカフェでコーヒータイム 
好きな時間に楽しめる「花と植物のワークショップ」
日帰り温泉施設「花景の湯」もオープン 
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ヴォクシー」

都内から1時間圏内で花の世界へ

今回は板橋区、志村坂上にある「リパーク小豆沢2丁目第4(自転車可)」ステーションから出発しました。東京都稲城市にある「HANA・BIYORI」までは、およそ45分の道のりです。

首都高速5号池袋線から首都高速中央環状線を経由して中央自動車道へ。稲城インターチェンジ直結、稲城大橋より一般道に入り、「よみうりV通り」を上ると目的地「HANA・BIYORI」に到着です。「よみうりV通り」には、道路が完成した平成21年に読売ジャイアンツに在籍した監督や選手達の手形が埋め込まれているとか。

 「よみうりV通り」の坂を上りきったところで「HANA・BIYORI」の看板が見えてくる
「よみうりV通り」の坂を上りきったところで「HANA・BIYORI」の看板が見えてくる

「HANA・BIYORI」には専用の立体駐車場があり、「HANA・BIYORI」の利用者は2時間無料です。遊園地「よみうりランド」の駐車場とは別になりますのでご注意ください。

駐車場にクルマを停めた後は、いよいよ花の世界へ。園内を周る前に、株式会社よみうりランド広報部の沢藤なつみさんに「HANA・BIYORI」の楽しみ方についてお話を伺いました。

 お話を伺った株式会社よみうりランド広報部の沢藤なつみさん
お話を伺った株式会社よみうりランド広報部の沢藤なつみさん

「花壇のお花は季節ごとに植え替えているので、年間通して変化があり、いつ来ても新しいお花の楽しみ方ができると思います。夏にはパイナップル、ハロウィンにはかぼちゃ、クリスマスにはツリーを飾るなど、イベントごとの演出もあります。それから、 園内には ハート型の石もあるので、隠れハートを探しながら散策するのもおすすめです」

「HANA・BIYORI」には、メインとなる「HANA・BIYORI館」、都心の高層ビル群を一望できる「空見の丘」、梅や桜をはじめ季節の花が楽しめる「彩りの小路」、貴重な文化財が並ぶ日本庭園「聖なる森」の4つのエリアに分かれています。沢藤さんに教えていただいた隠れハートを探しながら園内を回ることにしました。

日本最大級のフラワーシャンデリアが話題!「HANA・BIYORI館」

 「HANA・BIYORI館」へ続く道はバリアフリー。ベビーカーや車椅子での移動もスムーズにできる
「HANA・BIYORI館」へ続く道はバリアフリー。ベビーカーや車椅子での移動もスムーズにできる
 入口の扉を開けるといい香りが。季節に応じたアロマで、花の香りも演出しているそう
入口の扉を開けるといい香りが。季節に応じたアロマで、花の香りも演出しているそう

「HANA・BIYORI館」の天井を彩るのは300以上あるという日本最大級のフラワーシャンデリア。ベゴニアをはじめ、フクシア、ペチュニア、ゼラニウム、サクソルムなどの花と緑のコントラストが美しく、とっても華やかな空間にうっとりします。

吊り下げられているお花の水やりは、鉢を吊っているワイヤーに沿って細い管があり、そこから自動給水しています。毎日、高所作業車を使用して、花殻摘みや剪定をするなど、しっかりメンテナンスがされているので、いつもきれいなシャンデリアを楽しむことができます。

花の管理をしているスタッフは20人ほどで、日々勉強しながらさまざまなチャレンジをし、従来の花の育て方とは違った視点で新感覚のフラワーパークをつくっているそうです。

 ハート型のかわいいお花と一緒に写真撮影
ハート型のかわいいお花と一緒に写真撮影

日本初!マルチエンディング型の「花とデジタルのアートショー」

「HANA・BIYORI館」を訪れたら見逃せないのが、1日数回開催され無料で楽しめる「花とデジタルのアートショー」。館内中央にあるスクリーンが降ろされ暗転すると、プロジェクションマッピングを使ったショーが始まります。四季をテーマに演出されており、取材日は秋、冬をイメージした花や風景がテーマでした。

 足元に映し出される映像を踏むと絵が動く仕掛けがおもしろい
足元に映し出される映像を踏むと絵が動く仕掛けがおもしろい
 館内のシンボルツリー「パラボラッチョ」。樹齢推定400年を超える大樹とアートのコラボは必見
館内のシンボルツリー「パラボラッチョ」。樹齢推定400年を超える大樹とアートのコラボは必見

約10分間のアートショーは、美しい映像だけでなく、設置されたカメラが観客の表情や感情を読み取って終わり方が変わるマルチエンディング型を採用。花々が舞い散る幻想的な世界に大満足でした。エンディングの違いを味わうために、別の時間のショーを楽しむのもいいですね。

「花とデジタルのアートショー」のスケジュールは施設ホームページでご確認ください。

カラフルな魚たちがかわいい「アクアリウム×花」

館内の奥に進んでいくと、約1,200匹の魚たちが泳ぐ「アクアリウム×花」をテーマとしたオリジナル水槽があります。

 沖縄の海を演出した水槽。優美なアクアリウムに思わず立ち止まってしまう
沖縄の海を演出した水槽。優美なアクアリウムに思わず立ち止まってしまう

アクアリウムの魚で気に入ったものがあれば、購入することも可能です。館内で配布されているパンフレット「HANA・BIYORIのさかなたち」に記載されているQRコードを読み込めば、簡単に注文できます。

 パンフレットを見ながら、水槽の魚たちの名前を調べるだけでも楽しい
パンフレットを見ながら、水槽の魚たちの名前を調べるだけでも楽しい

魚のほかにも、館内に飾られている植物も買うことができるので、お気に入りを探してみるのもいいですね。

 館内中央にある「Shop charm」で植物の購入もできる
館内中央にある「Shop charm」で植物の購入もできる

アクアリウムの隣にあるのは、コツメカワウソのお部屋。オランダ生まれの「はなび」(オス)、「ちゃちゃ」(メス)、ベルギー生まれの「うり」(オス)、「ひより」(メス)の4頭が暮らしています。 「ちゃちゃ」(メス) は、静岡県の水族館にお引っ越しをするため、 HANA・BIYORI で見られるのは、1月28日までだそう。

 コツメカワウソは子どもにも大人気。水の中にある洞窟を抜け、穴から顔を出すかわいい姿にくぎ付け
コツメカワウソは子どもにも大人気。水の中にある洞窟を抜け、穴から顔を出すかわいい姿にくぎ付け

コツメカワウソへの餌やり体験は土日祝日限定で開催されています。詳細は、施設ホームページでご確認ください。また、タイミングが合えば、外で遊ぶ姿を見ることができるそうです。

 餌をもらうしぐさもかわいい。うりくんとひよりちゃん
餌をもらうしぐさもかわいい。うりくんとひよりちゃん

貴重な文化財が並ぶ日本庭園へ

隠れハートを探しに「HANA・BIYORI館」を出て外へ。「彩りの小路」を歩いていると桜並木がありました。園内は食べ物の持ち込みが自由なので、春先にはピクニックしながらお花見も楽しめます。

「彩りの小路」にある花壇
 うさぎをモチーフにしたかわいい植木も発見
うさぎをモチーフにしたかわいい植木も発見

「彩りの小路」を抜け、階段を上って「聖なる森」へ。国の指定重要文化財「妙見菩薩像」や「聖観世音菩薩像」など、貴重な文化財が並ぶ日本庭園は、ツツジやあじさい、もみじなどが植えられ、季節によって違った景色が味わえます。

 京都御所にゆかりのある高麗門「聖門」
京都御所にゆかりのある高麗門「聖門」

「聖門」を抜けてまっすぐ進み、再び階段を上ると「空見の丘」に到着。晴天の日には東京タワーやスカイツリーまで見渡せる見晴台があります。

 都心の高層ビル群まで見渡せる「空見の丘」からの景色
都心の高層ビル群まで見渡せる「空見の丘」からの景色

さらに、2024年2月25日(日)まで和のイルミネーション「 HANAあかり~ HANA・BIYORI×竹あかり~」が開催されています。夜になると竹に灯がともり、優美なサイトアップが楽しめます。

緑あふれるカフェでコーヒータイム

再び「HANA・BIYORI館」に戻り、館内にあるスターバックスでコーヒータイムを取りました。

 日本で初めて、本物の植栽を使った看板も見どころ
日本で初めて、本物の植栽を使った看板も見どころ

「青山フラワーマーケット」を運営する株式会社パーク・コーポレーションの空間デザイン事業部parkERs(パーカーズ)がデザインしたカフェスペースは緑であふれ、居心地抜群です。

 アクアリウム前の特等席
アクアリウム前の特等席
 どこの席に座っても花に囲まれ、癒される
どこの席に座っても花と緑に囲まれ、癒される

窓際の席で外の景色を眺めながらいただくコーヒーも格別。時間を忘れてのんびり過ごせました。

好きな時間に楽しめる「花&植物のワークショップ」

コーヒーブレイクの後は、花と植物のワークショップに参加し、「ドライフラワーのガラスドーム」(参加料2,000円、所要時間30分)作りを体験しました。

 手軽にできる「簡単コース」、じっくりやりたい「本格コース」が選べる
手軽にできる「簡単コース」、じっくりやりたい「本格コース」が選べる
 色とりどりのドライフラワーは、どれでも好きなだけ使える
色とりどりのドライフラワーは、どれでも好きなだけ使える

花を選んだら、グルーガンを使って、土台となるコルクの上に花を付けていきます。

 グルーガンは熱いので、小さいお子さんは大人と一緒に
グルーガンは熱いので、小さいお子さんは大人と一緒に

ときどき、ガラスの蓋をかぶせて、出来上がりを確認しながら作るのがポイントだそう。完成したら、アクアリウムの前で記念撮影するのもいいですね。

 「かわいくできた!」と大満足
「かわいくできた!」と大満足

▼花&植物のワークショップ
場所:shop charm
料金:2,000円〜
所用時間:30分~60分
※当日の開催内容はインフォメーションにてご確認ください。

最後は、館内にある「おみやげびより」へ立ち寄りました。ハンカチやぬいぐるみなど、コツメカワウソのグッズが人気商品のようです。

 「HANA・ BIYORI館」の入り口近くにある「おみやげびより」
「HANA・ BIYORI館」の入り口近くにある「おみやげびより」
 一番人気のタオルハンカチ 550円(税込)
一番人気のタオルハンカチ 550円(税込)
 「花図鑑ラングドシャ 900円(税込)」と「ハーバリウムボールペン 880円(税込)」を購入
「花図鑑ラングドシャ 900円(税込)」と「ハーバリウムボールペン 880円(税込)」を購入

新しい花の楽しみ方に心も体も癒され、また違う季節に訪れたくなりました。「HANA・BIYORI」の隣は遊園地「よみうりランド」なので、合わせて楽しむのもおすすめです。遊園地へ行く場合は、「HANA・BIYORI」を退園せずに連絡口にて割引料金でチケットを購入することができます。観覧車に乗って、上空から「HANA・BIYORI」の花々を眺めるのもおすすめです。

日帰り温泉施設「花景の湯」もオープン

2024年3月、天然温泉の日帰り施設「花景の湯(かけいのゆ)」が「HANA・BIYORI」にオープンするそう。「花景の湯」の館内には温浴施設として初めて、「銀座おのでら」を運営するONODERA GROUPの株式会社LEOCの手掛けるレストランも出店。「花景の湯」が開業することで、きれいな絶景に温泉、そしてグルメまで「HANA・BIYORI」でさらなる極上の癒やしが味わえる施設へと進化。標高約100メートルから都心を一望できる「絶景露天風呂」もぜひ訪れたいですね。

▼「HANA・BIYORI」
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
駐車場:あり(2時間無料)
URL:https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/

▼遊園地「よみうりランド」
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
駐車場:あり(平日:1,500円/土日祝・特定日:2,000円)
URL:https://www.yomiuriland.com/

※「HANA・BIYORI」および遊園地「よみうりランド」の運営時間は、お出かけ前に各ホームページでご確認ください。

今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ 「ヴォクシー」

広々空間で子どもとのお出かけも快適
広々空間で子どもとのお出かけも快適

今回のドライブには、8人乗りのトヨタ 「ヴォクシー」(冬用タイヤ)を利用しました。レバーひとつでシートをスライドできるので、室内空間を自由にアレンジすることができます。運転席の窓が広く、運転しやすいのも魅力。冬用タイヤなので、雪が降る心配があるときでも安心です。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドルプラス
・時間料金:5,080円(6時間パック)
・距離料金:0円
=合計:5,080円

※6時間以内の予約・利用の場合、距離料金がかかりません。

>>>トヨタ「ヴォクシー」のあるステーション

>>>料金について

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