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北欧を満喫!埼玉県飯能市にオープンしたムーミンバレーパークへ

2019年3月に埼玉県飯能市の「メッツァ」内にオープンした「ムーミンバレーパーク」は、アトラクションやアスレチック、カフェや雑貨店など、テーマに沿ってムーミンの物語を追体験できるテーマパークです。ムーミン一家や仲間たちによるライブエンターテイメントは、子どもから大人まで楽しめる仕組みがいっぱい。物語の魅力や原作者トーベ・ヤンソンの想いに触れながら、「ムーミンバレーパーク」を満喫してきました。

都心からおよそ1時間半で到着

都心からは、中央自動車道と圏央道を利用して約1時間半のドライブです。狭山日高インターチェンジから12分ほどで駐車場に到着しました。駐車場は、予約なしでも停められますが、時間を気にせず楽しみたい方や確実に停めたい方は、Webからの予約がおすすめです。

メッツァの入り口へ

「メッツァ」は、湖畔の森で北欧のライフスタイルを満喫できる広大なテーマパークで、北欧の味・スタイルを楽しめるレストランやマーケット、自然を活かしたアクティビティやワークショップを展開する「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」があります。

駐車場から「メッツァ」への入り口へ。カラフルな傘のトンネルは写真にも映えるスポット

その入口は、緑に囲まれたカラフルな傘のトンネルになっていました。「メッツァ」とはフィンランド語で“森”という意味だそう。北欧の雰囲気を楽しみながら少しずつムーミンの物語の世界へ飛び込んでいく流れにワクワクします。

「メッツァビレッジ」のレストラン棟とマーケット棟。北欧のメニューや雑貨などのお土産も手に入る
宮沢湖を眺めながらのんびり過ごすのも気持ちいい

ムーミンバレーパーク「はじまりの入り江エリア」へ

「メッツァビレッジ」を抜けると、「ムーミンバレーパーク」の入り口が見えてきます。「ムーミンバレーパーク」への入園にはチケットが必要です。当日販売もありますが、混雑時の入園制限の際にも確実に入園できる事前予約がおすすめです。一部、有料アトラクションや時間予約制のアトラクションもあるので、そちらもWebから予約しておくとスムーズです。

ウェルカムゲート。本のゲートをくぐり抜けて物語の世界へ

「ムーミンバレーパーク」に入るとウェルカムゲートがお出迎え。本のゲートをくぐり抜けて物語の世界へと入り込むことができます。エントランス施設には、さまざまなパンケーキメニューを楽しめるレストランや、これからムーミンの世界を楽しむためのグッズや帰りのお土産を購入できるショップもありました。

「はじまりの店」。「ムーミンバレーパーク」をもっと楽しむためのアイテムやお土産を購入できる。

ムーミン屋敷もある「ムーミン谷エリア」

はじめに見えてきたのは、物語の中でも数多く登場するムーミンパパが作った「水浴び小屋」。桟橋を渡って窓から小屋の中を覗くことができます。水遊びが大好きなムーミン一家が、湖へと冒険に出る動線も忠実に再現されていました。

物語を象徴する場所の一つ「水浴び小屋」
ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」。中に入れるガイドツアーは有料(1,000円/約20分)

この先に待つ物語の世界に期待を膨らませながら、メインエリアであるムーミン谷へと向かいました。ムーミン谷エリアでは、ライブエンターテイメントの「エンマの劇場」、設計図を忠実に再現した「ムーミン屋敷」、冒険を体感できる「海のオーケストラ号」など、さまざまな体験ができます。

参加型シアター「リトルミイのプレイスポット」(700円/約10分)
体感モーフィングシアター「海のオーケストラ号」(1,000円/約10分)

いたずら好きなリトルミイを主人公に繰り広げられる参加型シアター「リトルミイのプレイスポット」や、若き日のムーミンパパ、スナフキンのお父さんとなるヨクサル、スニフのお父さんとなるロッドユールたちと一緒に冒険に出かける「海のオーケストラ号」は、大人気のアトラクションです。時間チケット制なので計画的に楽しみましょう。

「エンマの劇場」の出演者。運が良ければ一緒に写真が撮れるかも!?

ムーミン谷エリアの中央にある「エンマの劇場」では、1日3回(11:00~ / 15:00~ / 16:30~)ムーミンとその仲間たちによるライブエンターテイメントを無料で楽しめます。季節や天候により時間の変更や中止となる可能性がありますが、お席は先着順なので時間をチェックしておくといいでしょう。

いろいろな体験ができる「コケムスエリア」

体験型展示とショップやレストランが楽しめる「コケムス」

ムーミン谷エリアの横に建つコケムスエリアは、地上3階建ての展示施設です。「コケムス」とはフィンランド語で「体験」という意味。インタラクティブな体感展示スペース、常設展や企画展、物語にちなんだものづくりワークショップも体験できます。また、北欧の輸入ムーミン雑貨を集めたセレクトショップやカフェも併設されています。

ムーミンの物語を展示で知ることができる。展示スペースにはフォトスポットもたくさんある

ムーミン谷に迷い込んだ気分になれる体感展示「ムーミン谷の自然」では、ムーミン谷の仲間たちと一緒に写真を撮って楽しめます。大きな絵本の中に入り込んでミムラねえさんとリトルミイを探す「それからどうなるの?」は新感覚の展示スポットです。

常設展示の「ムーミン谷のギャラリー」。作者やキャラクターたちの解説は読みごたえがある
吹き抜け空間に広がる8mを超える巨大ジオラマ

ムーミンの原作を知った後に現れるのが、世界最大のムーミン谷の巨大ジオラマです。精巧につくられたキャラクターたちを見つけられます。定時になると変わる季節や時間帯ごとの演出のしかけにも注目です。

回転するジオラマの中には「ムーミン屋敷」が忠実に再現されている

ムーミンの世界観にたっぷり浸かった後は、カフェやレストランでひと休み。「ムーミン谷の食堂」は、色とりどりの花火が上がる中でパーティーが行われる様子をイメージしてつくられた空間です。幻想的な夜の森で開かれるパーティーに、自分も参加しているような気分が味わえます。

ムーミン谷の食堂「ムーミラークソ ルオカラ」
物語にちなんだ料理を楽しめる。「おさびし山のハヤシライス」(左)と「ヤーコブさんの空飛ぶシチュー」(右)

自然の中で遊べる「おさびし山エリア」

冒険と思索の山「おさびし山エリア」は、子どもたちが自然の中で元気いっぱい遊ぶことのできる空間です。アスレチックやツリーハウス「ヘムレンさんの遊園地」や「飛行おにのジップラインアドベンチャー」など、森の開放感の中で体を動かしながら楽しめるアトラクションが盛りだくさん。

大きなツリーハウスが目印のアスレチック「ヘムレンさんの遊園地」
「飛行おにのジップラインアドベンチャー」(1回1500円)

おさびし山の頂上から往復、約400mの宮沢湖面を滑空する「飛行おにのジップラインアドベンチャー」は、ムーミンバレーパーク内でもっともアクティブなアトラクションです。必要なのは少しの勇気だけ。小説『たのしいムーミン一家』に登場する“飛行おに”になってルビーを探しながら、森の中や湖上でスリルと風を存分に味わってください。

湖上を滑走するジップラインはスリル満点

おさびしエリアを奥まで進むと、メッツァビレッジのランドマーク的な存在の灯台「マヤッカ」や、気まぐれなスナフキンが現れる「スナフキンのテント」が見えてきます。夕暮れ時をのんびり散策するのも気持ちいいですね。

小説『ムーミンパパ海へ行く』に登場する灯台「マヤッカ」。中の壁にはムーミンママが描いた絵も残されている
おさびしエリアの一番奥にある「スナフキンのテント」。気まぐれなスナフキンは写真撮影やサインに応じてくれることも

ムーミングッズを買って帰ろう

ニョロニョロをモチーフにした魚肉ソーセージ

ムーミンバレーパークのショーやアトラクションを楽しんだ後は、ムーミングッズやユニークなアイテムが揃う雑貨店でお買い物。家族や友人へのお土産や、旅の思い出の記念品を買うことができました。

ちなみに、同じ埼玉県飯能市には、ムーミンの世界観を感じられる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」もあります。「ムーミンバレーパーク」からは、クルマで20分ぐらいの距離です。こちらもぜひ、遊びに行ってみてくださいね。

▼飯能市へ女子旅ドライブ!かわいいムーミンの世界の公園と香り広がるハーブ園
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今回のドライブで利用した車:トヨタ「ヴォクシー」

8人乗りミニバン「トヨタ ヴォクシー」

今回のドライブに利用した車は、トヨタのミニバン「ヴォクシー」です。3列シートの広々とした室内空間は、大勢でのお出かけにぴったり。重心が低いので揺れが少なく、安定感のある走りは長距離移動も負担になりません。視界が広く小回りがきくのも特長で、細い道でも運転しやすいクルマです。

▼「トヨタ ヴォクシー」があるステーションはこちら
https://www.careco.jp/car/toyota-new-voxy/

▼料金についてはこちら
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