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清流と水晶の秘境、山梨県甲府市「昇仙峡」へ行く景勝地ドライブ


山梨県甲府市の北にあり、「秩父多摩甲斐国立公園」に属する「昇仙峡(しょうせんきょう)」。富士川水系の荒川上流にある渓谷で、見どころの多い勝景から特別名勝に指定されています。「全国観光地百選渓谷の部」で1位を、「平成百景」で2位を受賞した、山梨県を代表する観光スポットです。

都心から150分で、奇岩と奇石に囲まれた別世界

都心から中央自動車道を利用し、「甲府昭和IC」まで2時間ほど。一般道に降り、昇仙峡グリーンラインを通って35分ほどで「長潭橋(ながとろばし)」近くにある無料駐車場に到着します。

遊歩道に入ると「羅漢寺」周辺まで飲み物を買うことはできない。暑い季節は必ず飲み物を携行し、熱中症に気を付けよう

「長潭橋」から「仙娥滝(せんがたき)」まで遊歩道が続いており、およそ4.5キロの道のり。遊歩道の中ほどにある「羅漢寺(らかんじ)」近くと「仙娥滝」近く、その上のロープウェイ乗り場近くにも無料駐車場があります。

すべての遊歩道を散策し、ロープウェイを利用してパノラマ台を観光します。パノラマ台から全遊歩道を散策後、歩いて駐車場まで戻ると、往復10キロ以上歩くことになりますが、バスやタクシーを使えば歩く距離は片道で済みます。山歩きに慣れていない人や体力に自信のない人は、あらかじめ昇仙峡を循環するバスやタクシーの利用を計画しておきましょう。

今回はクルマを「羅漢寺」近くの無料駐車場にとめ、循環バス(有料)で「仙娥滝」近くに移動しました。まずはロープウェイでパノラマ台を目指します。

なお、昇仙峡に近づくと、渓谷のすぐ脇を通る道を走ります。この道は、景色はとても美しく目を奪われてしまいますが、くれぐれも狭い道幅と間近に迫る崖、歩行者に注意しましょう。

渓谷のすぐ脇を通る道。5月から11月にかけての平日(9~17時)は、一方通行で走行できるが、週末と祝祭日は遊歩道となるので車両の乗り入れは禁止になる

パノラマ台で緑と青空をひとりじめ

20分間隔で発着するロープウェイに乗ると、5分ほどでパノラマ台に到着します。この日は車内で、ガイドさんがマイクを使って簡単な地域の説明と観光案内をしてくれました。

ロープウェイを使わなくとも登山道を使えばパノラマ台まで行ける。挑戦するなら山歩きの用意を忘れずに

天気が良ければパノラマ台から富士山を見ることができるそうですが、この日はうっすらと雲がかかっており、見ることができませんでした。日差しは強いものの、日陰に入れば心地の良い涼風が肌を撫で、いつまでもその場にいたい気分にさせられます。

見上げれば一面が大空、見下ろせば一面が木々の緑。開放感と景色の美しさに時間を忘れる

ロープウェイ乗り場には、軽食コーナーが設けられています。山梨県といえば、やはりブドウです。巨峰ソフトクリームを購入し、身体を冷やしつつ糖分を補給します。

本当のブドウが食べたくなるが、取材時はまだ出回っていなかった。また秋に訪れたい

ロープウェイ乗り場の近くには「八雲神社」のお社があります。須佐之男命を御祭神とし、縁結びと夫婦和、武運の御利益があるそうです。

通いづらい場所にありながら、地元地域の人たちからの信仰も厚いという

ロープウェイでパノラマ台から降りたのち、あらためて仙娥滝を目指します。昇仙峡は、勝景だけでなく水晶の産地としても有名で「水晶宝石博物館」をはじめ、あちこちに販売店があります。またオリジナルワインと、良質なご当地ワインをふるまう「山梨ワイン王国」があることでも知られています。

フランスのワインセラーをイメージしたという「山梨ワイン王国」。本店と仙娥滝店の2店舗をかまえる

仙娥滝のすぐ手前は、ちょっとした参道のように色々なお店が並んでします。ちょうどお昼という時間もあり、お蕎麦屋さんに入りました。

「おざら」の付け汁には油揚げのほか、野菜がたくさん入っている
昇仙峡の渓流にもイワナやヤマメがいるそう。許可なく釣るのは禁止されている

山梨県のご当地名物に「ほうとう」がありますが、「おざら」は「ほうとう」を冷やして付け汁で食べる、いわば夏のご当地名物なのだそう。せっかくなので「おざら」(800円)と、やはりご当地名物「イワナ」のついた「もりそば」(1750円)を注文します。

「おざら」のすべすべとした舌ざわり、そしてモチモチな食感はとても心地良く、いくらでもノドを通ります。焼きイワナは少しの臭みもなく、とても美味しくいただきました。

迫力の奇岩、奇石がオンパレード!

「日本の滝百選」に選出されている「仙娥滝」。その名前は中国の神話に登場する月の神「嫦娥(じょうが、こうが)」が由来となっているそうです。

仙娥滝の落差はおよそ30メートル。その流れは花崗岩を削り日々、少しずつ形を変えている

移り変わる渓谷の姿を眺めながら、川の流れに沿って遊歩道を下ります。

奇岩、奇石スポットには案内札が施されている。QRコードを読みとると、解説文の掲載されたwebページが表示される
名所のひとつ「石門」。巨大な花崗岩が重なって作られた天然のアーチ
「夢の松島」より見上げる、昇仙峡主峰の「覚円峰」。岩山は180メートルも切り立っている。花崗岩の岩山が風雨の浸食や風化により削られ、岩肌を見せる今の姿となった
渓谷にひっそりとたたずむ、隠れスポットの「愛のかけ橋」。男女2人で渡ると結ばれるという
奇岩「猿岩」。なるほど、頭頂に突き出た岩が、遠くを見つめる猿の顔に見える

▼昇仙峡
住所:山梨県甲府市高成町
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/

御利益は一生の金運!?「金櫻神社」

駐車場に戻ったのち、クルマで昇仙峡を登りつめた場所にある「金櫻神社」を目指します。

金峰山を御神体とし、この地で発掘された「火の玉」、「水の玉」と呼ばれる水晶を御神宝とする「金櫻神社」。4月の終わりから5月頃に訪れると、淡く金色の花を咲かせた御神木の「金櫻(鬱金桜)」を見ることができます。この金櫻を拝みながら、水晶のお守りを授かると、一生分の金運に恵まれるそうです。

本殿に奉納される「昇龍」と「降竜」。両竜の尾は、神社と関わりの深い水晶を絡みつかんでいる

▼金櫻神社
住所:山梨県甲府市御岳町2347
駐車場:あり(無料)
URL:https://kanazakura-shrin.webnode.jp/

今回のドライブで利用したクルマ:マツダ「アクセラ」

今回、利用したのはマツダの5ドアハッチバック車、「アクセラ」です。高いスポーツ性能を持ち、急なカーブと上り坂の多い峠道も軽々と登ってくれます。高速道路での合流も楽に行え、運転が楽しくなる一台です。

運転を楽しみながら遠出をしたい人にぴったりなマツダ「アクセラ」

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